11/8~9日にかけて、青森県高校新人剣道大会に審判員兼父兄として参加させていただきました。
試合結果は、次の通り。
団体戦男子 優 勝 東奥義塾
第二位 青 森
第三位 五所川原第一
第三位 八戸工大一
団体戦女子 優 勝 東奥義塾
第二位 青森北
第三位 八戸聖ウルスラ
第三位 五所川原第一
個人戦男子 優 勝 渡邊(東奥義塾)
第二位 立田( 〃 )
第三位 塚尾( 〃 )
第三位 阿部(五所一)
個人戦女子 優 勝 小松(東奥義塾)
第二位 浅野( 〃 )
第三位 浅井( 〃 )
第三位 岩間( 〃 )
ウチの息子たちのチームに関して感じたこと。女子の敗戦の試合については、『一本』の基準にバラツキがあるようにも思われたが、女王「東奥義塾」を倒そうと頑張っているチームが、ここで躓いちゃいけないと思った。躓きそうな雰囲気は、その前の試合からもうかがえた。もう少し差が開くはずの勝負なのに、接戦にされている。一人ひとりが自分の仕事をこなさないと、二本勝ちできるところは確実に!! 団体戦は、個人戦の集合体ではないのだから・・
一方、男子準決勝は、久しぶりに東奥義塾との直接対決。私個人としては、心が弾みました。なぜって? それは、先生同士が高校の師弟関係にあり(私もですが・・)、大学は先輩後輩にあたるこの関係!! お互い、このチームに勝って優勝するからこそ大きな力や自信につながる。しかし、最近は直接対決の手前でどちらかが姿を消したりすることが続いていた。
勝手な予想であるが、先鋒戦が大きく試合をわける。と、私は思っていた。今のところ総合力では、義塾か?一年生が活躍できれば一高か?(でもそこに見え隠れする二年生の意地が違った結果をもたらすのでは?)と思っていた。
相手のポイントゲッターである先鋒を抑えれば何とかなる!!そう思っていたら、先鋒堀内君(ウチの長男君)が危ない場面を何度もしのぎ引き分け!! ここで大きく流れを手繰り寄せたと思ったのもつかの間。次鋒がまさかの二本負け!! 一気に形勢を逆転されたと思ったところに、中堅も一本負け。あとがなくなった副将が試合開始一分半ぐらいで先に一本!! むこうの大将は個人優勝の百戦錬磨!!安易に二本奪われるタイプではないので、ここで二本勝ちを!! そう思われたのだが、のらりくらり。相手に奪われない試合運びをし、一本勝ち。(またまた、以前にこの「は~くんのひとりごと」でも言ってますが、二本とれるところを一本勝ちで、勝ったからいいでは負けに等しいということです。ましてや大将は一年生に代わったばかり)
大将は、先に一本を先取され(その時点で勝負あり)、一本返して、引き分け!! 堂々としたものでした。
五所川原第一高校に勝利した東奥義塾高校は決勝戦でも危なげなく、4-0で勝利!!久々の頂点に立ちました~!!
最後に、私はこの敗戦を悪い負け方だとは思っていません。むしろ、良い敗戦だと思っています。
この試合が、『繋ぐ』という試合でした。負けはしましたが、繋いだ試合でした(誰かが誰かを補い、また行けるところは勢いに乗る。そして、敗戦を決めることなく大将に勝負を託す。だ・か・ら副将でもう一本がほしかった!!=しょうがないっすけどね~)。
私の中では、繋ぐとは誰かが取った一本を守りきる!! のではなくて、後ろ(副将・大将)にいかにして楽(思い切り)に勝負をさせてあげるのか?が、繋いだ試合だと思っています。
次は、勝ちに行こう!! (^-^)//
コメントをお書きください