東北大会
先日、東北高校剣道選手権大会を見に山形県鶴岡市に行って参りました~!!
二日とも車中泊の決心でいざ出発!
結果は、
男子 優勝 仙台育英(宮城1位) 女子 優勝 東奥義塾(青森1位)
二位 東奥義塾(青森3位) 二位 左沢 (山形1位)
三位 石巻工業(宮城2位) 三位 白河 (福島1位)
三位 平工業 (福島2位) 三位 磐城 (福島2位)
青森県の情報。
(男子)五所川原第一高校(青森1位)予選リーグ敗退。
青森高校 (青森2位)予選リーグ敗退。
(女子)青森北高校 (青森2位)予選リーグ敗退。
八戸聖ウルスラ (青森3位)予選リーグ敗退。
個人戦は、記録していません。
大会を通じて感じたことは、青森県大会と同じ戦い方だと結果は出ない。ということですね。特に、とある学校を見て感じたのは、試合をつないでいるのか勝負を後回しにしているのか責任逃れのような試合ばかりが見受けられました。
「試合をつなぐ」ということと、「勝負をしないで後ろにまわす」ということは、全く意味の違うことなのです。 たぶん生徒たちに「後悔してないか?」と聞けばみんなが口をそろえて「後悔している」と答えるのではないでしょうか?
なぜか? そう、君たちは何もしていない。打てる間合いでも、自分が優位な状態でも・・何もしていない。カタツムリだった。 いくつかの全国大会をを経験して気づいているものと思っていた。
宝刀もしまったままじゃなにも切れない。まさにそのものだと感じさせられた。
一方で、一番印象に残っているのは、青森高校の生徒の個人戦だ。「初め」と同時に小手-胴のように私には見えた技が一本となり、「二本目」の声で彼は何の躊躇もなく面に跳んだ。 結果胴を抜かれ一本を返される。
その時私はこう思った。(なぜ自分が一本持っているのに自分から一番危険な面に跳んだのか?試合の作り方を知らないのか??)でも、私の考えは覆されられた。私の考えは試合に勝つためだけの考えであった。
「勝負」の主審の声に、両者は同時に前に出て打ち合いました。相手は面に、彼は胴に。胴を一本としてもおかしくないように思われたが、旗は上がらず。振り返り際にお互いが面を打ち(相面)、旗は上がらず。 すぐさま振り返り際にまたしても、お互いが面を打ち(相面)。この技に相手の面に旗が上がり、勝負あり。
試合時間はまさに30秒もかからずの熱戦。しかし、会場は決勝戦を終えた時よりも大きな拍手。
受けるという行動を一切取らず、思いっきり前に出て勝負をする。その姿に見ている人たちの心は動かされたのだと思う。 東北六県のほとんどの人が、二人に拍手を贈った。
試合が終わったときに私は、「二本目」で胴をとられた彼の面がなければ、こういう試合にならなかった。彼の行動、勝負にかける気持ちは間違えていなかったと実感させられた。
そう、剣道は格技であるためゲームじゃない。真っ向「勝負」じゃなくちゃいけない。そのことに気づかされた気がした。 私だけじゃなく、拍手を贈った会場の人すべてが感じたことだろう。
負けた本人は悔しかったかもしれない。
でも、すがすがしい気持ちもあるだろう。 自分の全てを出し切ったのだから・・ 出し切るといった勝負だったからこそ県を問わず、鳴り響いた拍手であったと私は感じた。
延々と長くなって、すみませんでした。
(全国大会に出場するチームは、あの姿勢を学んでほしい。)
あくまで、自論ですよ~~~
たまに誰かコメントくれてもいいですよ~
コメントをお書きください
大智の父ちゃん (水曜日, 02 7月 2014 10:35)
なんだか、
試合場の緊張感が伝わるコメントですね。
コメントだけで感動します!
私も違う種目ですが、常に「前へ!」を
心がけ指導していました。
勝負に勝ち負けは付きもの。
勝ちにこだわり、後悔するよりも、
全力で自分の持ち味を出し切れる選手“人”に
なって欲しいです。ねっ、大智くん!
は~くん (水曜日, 02 7月 2014 21:02)
大智の父ちゃ~~ん ありがと~~~~
コメントほんとにありがとうございます。
そう、勝負に勝ち負けはつきものです。
負けてもいい。自分の持っているものを出し切って負けてこい!
なにも出さないで、受けて負けてくるな!が、私の口癖です。
負けたら一生懸命練習して、次に負けないように努力をすればいい。
その努力の成果を試し、実践で使えるように自信を付ければいい。
努力なくして栄光なし ですよ。
kizuna (木曜日, 10 7月 2014 00:13)
いつもお世話になってます。
さっそく、拝見しに来ました。は~くんに同感です。勝つにしろ負けるにしろ、子供たちが、どう感じて帰ってくるのか?その後、どう感じたことを生かすのか?それが一番だと思います。
今度は、たまに覗かせてもらいます。
よろしくお願いします。
は~くん (木曜日, 10 7月 2014 08:02)
kizunaさん
コメントありがとうございます。
ここに記載されていることは、あくまで私の自論ですのであしからず。
県内では連覇をしているチャンピオンかもしれませんが、東北大会・全国大会に出場したらあくまでチャレンジャーであるということ。
いえ、県内においても常にチャレンジ精神は持ち続けていなければ・・・
そう思います。 こちらこそよろしくお願いいたします。